ご近所のYさんの家には沢山本があって、いつでも貸してくれます。
自分ではすすんで読まないような本もあって、これも、そのひとつ。
小川 洋子 著・「博士の愛した数式」 と ついでに関連本も。
映画化もされたので、読まれた方も多いかな。 ネタばらしになると
いけないので、内容は書きませんが・・オススメです。
湿度と感触と匂いが紙のページから立ちのぼります。
なんだか、せつなくなるけれど。
映画のキャストを本を読むより先に知っていたので、アタマの中に
聴こえてくる登場人物の声は、はじめからテラオアキラとフカツエリ。
二人とも好きな俳優さんなので、最後まで気に障ることなく完読。
学生の頃、大・大・大の苦手だった数学も、この本のなかでは
素敵に思えて、今までの無礼を詫びたくなりました。
数式って、美しかったのね。